公共工事 - 施工事例

尻跳橋

施工のポイント

国道281号線の久慈市大川目町区間内にある尻跳橋の塗り替え工事を行いました。

現場となる国道281号線は県都の盛岡市と久慈市を結ぶ道路であり、曜日・時間帯問わず多くの車両が行き交っています。周辺はトンネルとカーブが続く狭隘な道であることや、冬期間の工事であったたため安全確保をより入念に行う必要があり、計画段階から難しい工事となりました。

住所 岩手県久慈市
施工部位 橋梁塗装工事

施工前

施工前

足場の架設

工事をするための足場を組み立てます。

高所での作業になるため安全帽と安全帯の装着を徹底するなど、安全対策は入念に行っています。

足場の架設
足場の架設

補修

塗装をする前に補修作業を行います。

補修をするにあたって、今回は断面修復工法というものを採用しました。断面修復工法とはコンクリートの劣化部分を砕いて除去し、新たに断面修復材でコンクリート断面を復元する工法です。そのためまずは下地処理をした上で断面修復剤となるパテやモルタルを吹き付け、最後に鉄筋の錆びを防止するため防錆剤を塗りました。

補修
補修

ケレン作業

ケレン作業

ケレン作業とは、塗装を行う前に建造物の鉄部分に当たるトタンなどの汚れや錆びをヤスリや電気工具で落とす下地処理作業の一つです。建造物は雨風によって日々ダメージを受けています。このイたんだ部分や汚れた部分の塗装を行う前にきれいにするのがケレン作業です。

ケレン作業は塗装をする上で重要な下地処理工程です。この作業が不十分だと塗装後2〜3年で剥がれてくる可能性があるので、「厳しく、かつ確かな品質」をお客様に約束している弊社が重視している作業の一つです。

塗装

補修作業が終わったら、塗装に入ります。

塗装は下塗りと上塗りの2回行います。

@下塗り

下塗りを行う理由は上塗り塗料をきれいに仕上げるためと、塗装面に密着させるためです。

言い換えると上塗り塗料だけ塗っても塗装面に塗料がきれいに密着することが出来なかったり、仕上がりにムラが出てしまいます。

下塗りの持つ役割は、下記の3つです。

(1)接着剤

上塗りを塗装面に密着させる為の接着剤の役割

(2)吸い込み止め(仕上がりのムラ防止)

外壁材は上塗り塗料を吸い込もうとする性質があるため、下塗り塗料で吸い込みを止める役割を果たします。この吸い込み止めが不十分な場合は(1)の接着剤としての役割も果たさなくなってしまいます。また、その事によってムラが出てしまい、きれいな仕上がりになりません。

(3)旧塗料の色が新塗料の発色を邪魔しないようにする

塗替え前の色が白系の色の場合は次に塗る色味の邪魔をすることはありません。しかし仮に濃い色から薄い色にしたいときなど色味を変えたいときに、旧塗料の色が邪魔をしてきれいな発色にならないことがあります。分かりやすく言うと、画用紙が白だと使うクレヨンの色がそのままきれいに出るのに画用紙が黒だとクレヨンの色が同じでも同じような色で塗る事が出来ないようなものです。

このように上塗り塗料をしっかりと密着させ、その性能を最大限に活かす為に下塗りは必要不可欠な作業です。下塗りの塗料は外観からは見えません。しかし建造物の品質向上のために必須であることから、「品質第一」を掲げる弊社は特に手間をかけてこの下塗りを行っています。

下塗り
下塗り
A上塗り

下塗りが終わったら上塗りに入ります。

上塗り塗料は仕上げに使われる塗料です。上塗りには紫外線や塩分などからの劣化を防ぐ目的と、色艶をよく仕上げる役割があります。そのため塗料には下記の3つの条件が求められます。

・光沢がある。

・耐候性があり、長期間変色しない。

・耐水性があり、雨や紫外線で劣化しにくい。

ご依頼主様の色に関する要望をお聞きした上で上記の3つの条件を満たす塗料を選定し、ムラが出ないよう丁寧に塗っていきます。

上塗り
上塗り

足場解体

塗装が完了したら作業時に使用していた足場を撤去します。

架設時と同様、安全帽と安全帯の装着を徹底し安全に最大限配慮しながら作業を進めました。

足場解体
足場解体

安全対策

安全対策

今回は冬季の工事となりました。

そのため安全対策は安全帽や安全帯の着用徹底といった通常時に行っているもののほかに、凍結によるスリップ事故を防ぐために現場周辺の道路への融雪剤散布という冬季特有のリスクに応じた安全対策も講じました。

工事をする季節や、現場の周辺環境によって想定されるリスクは変わります。「常に『安全』を第一に考えて施工する」ことを売りとしている弊社は、法律で義務付けられた安全対策だけでなく現場特有のリスクがないかを事前に調査し、それに応じた安全対策も講じております。

施工後

施工後