公共工事 - 施工事例

森子集落センター

施工のポイント

八幡平市にある森子集落センターの改修工事を行いました。

現場近くに小学校や保育園があることから、現場だけでなく資材の搬入経路にも安全対策を十分講じた上で工事を進めました。また、工事期間中近隣住民にご迷惑をおかけしないよう塗料や接着剤など危険物は施工の都度持ち帰り、さらに工事開始前と開始時に工事をする旨の案内文を配布しました。

住所 岩手県八幡平市
施工部位 外装の改修、トイレの取り替え

施工前

施工前

軒天の解体

軒天の解体

劣化した軒天を解体します。

軒天は屋根の一部であり足場を組んで作業しなければならないため、ヘルメットと安全帯の装着を徹底するなど安全対策は入念に行っています。

ケレン作業

塗装を行う前処理として行う下地処理のうち、ケレン作業は非常に重要です。

いくら良質の塗料を使って塗装したとしてもこの作業が十分行われていなければ、塗料本来の性能を発揮できないばかりかすぐに塗料がはがれてしまう可能性もあります。

ケレン作業の目的は以下の3つです。

 

1.汚れや錆びを落とす

塗装面に汚れや錆びがある状態では塗装をすることができないため、この汚れや錆びを落とします。

錆びはきれいに取り除かないとまたすぐに発生するので、しっかり落とさなければなりません。

2.古い塗料を落とす

汚れや錆びだけでなく、古くなった塗料を落とすこともきれいな塗装をするためには重要です。これが残ったまま塗ってしまうと塗料が上手く密着せず、塗料本来の性能を発揮することができません。

3.仕上がりの質を上げる

古い塗装が残っていると、塗装面が凸凹になってしまいます。これをなくすために表面を磨いてなめらかにする必要があります。新しい塗料をしっかり密着させることでムラなく塗料を塗ることができて見栄えが良くなるだけでなく、塗装が長持ちします。

ケレン作業

今回は木材の塗装も行いました。

木材の塗装は非常に難しく、塗料をしっかり接着させるには鉄やコンクリートの塗装以上にケレン作業が重要になってきます。

木材の特徴を十分把握した上で、サンドペーパーや工具を使って丁寧に進めていきます。

塗装

ケレン作業が終了したら塗装に入ります。

塗装は下塗り、中塗り、上塗りの合計3回行います。いくら優れた性能の塗料を使っても、この三回塗りを行わないと後からすぐに塗料がはがれてしまいます。

それぞれのもつ役割をこれから順に説明していきます。

また、作業中に塗料が飛び散ることがあるため、塗装面以外は事前にシート等で覆い保護します。

◇下塗り

最初に行う塗装は「下塗り」です。

下塗りでは、これから塗っていく中塗りと上塗りが塗装面にしっかり密着させるための塗料を塗っていきます。

下塗りに使う塗料は状態や材質によってさまざまな下塗り塗料を使い分けますが、中には「この塗料を上塗りとして使う場合は、必ずこの塗料を下塗りとして使って下さい」というようにメーカーが組み合わせを指定しているものもあります。

下塗り
下塗り
◇中塗り

下塗りが終わったら中塗りに入ります。

中塗りは基本的に上塗りに使う塗料と同じものを使います。

同じ塗料なのになぜ複数回塗るのか疑問に思う方もいるかもしれません。

その理由は、塗料にはそれぞれ1回の塗布量が決まっているからです。

厚い塗膜にするためには適切な量の塗装を何度も塗り重ねていく必要があります。一度に規定の量以上塗っても厚くて丈夫になるどころか、逆に気泡の混入など不具合が発生することもあります。

中塗り
中塗り
◇上塗り

中塗りが完了したら上塗りに入ります。

上塗りは中塗りと同じ塗料を使い、中塗りでは塗りきれなかったムラなどの塗り残しをカバーします。

仕上げの塗料を中塗りと上塗りの2回に分けることで、雨や紫外線への耐久性が上がります。

上塗りは建造物の見た目を左右します。そのため職人の塗装技術が問われる重要な工程です。

上塗り
上塗り

羽目板張り

羽目板とは壁や天井に張るための板のことで、パネル式に連続して張ることができます。

木材である羽目板を張ることで、視覚的にも温かみのある建物になります。

羽目板張り
◇防水シートの貼り付け

木材は水分を吸収します。そのため羽目板を直接外壁に張り付けると水分で建物が劣化する要因になります。

それを防ぐために羽目板を貼る前に透湿防水シートを貼ります。透湿防水シートは文字通り湿気を外部に排出しつつ雨水は通さないシートで今や木造建築物に必要不可欠な資材です。

防水シートの貼り付け
◇羽目板の張り付け

防水シートを張り終わったら、いよいよ羽目板を張りつけていきます。

釘とボンドを使い、木目の向きを揃えて丁寧に張り付けます。

トイレの改修

今回は建物内のトイレを和式から洋式に取り替える工事もしました。

@便座の撤去

もともとあった便座を撤去します。

便座の撤去
便座の撤去
A配管の移動

和式と洋式では配管の位置が異なるため、新しい便器のタイプに合わせて配管を撤去・移動させます。

配管の移動
配管の移動
Bトイレブースの撤去

和式から洋式に変更するにあたってトイレブースが改修前より広くなることから、設置場所の面積の関係でトイレの数が1つ減りました。そのため既存のトイレブースを撤去します。

配管の移動
C床の張替え

トイレ交換と同時に床も張り替えると、より綺麗に仕上がります。

今回は床材として水や汚れに強く、手入れのしやすい長尺シートを使いました。

シートはボンドやパテで丁寧に貼っていきます。

床の張替え
床の張替え
床の張替え
Dトイレブースの設置

新しい便器のサイズに合わせてトイレブースを設置します。

トイレブースの設置
E洋式大便器の取り付け・配管の接続・コンセント設置

ひび割れがないかを確認した上で便器を取り付けます。

便器を取り付けたらタンクを取り付け、配管をしっかり接続します。

また、暖房便座用のコンセントも同時に設置しました。

洋式大便器の取り付け・配管の接続・コンセント設置
洋式大便器の取り付け・配管の接続・コンセント設置
F完成
洋式大便器の取り付け・配管の接続・コンセント設置
洋式大便器の取り付け・配管の接続・コンセント設置

施工完了

施工完了

地域の皆様のご理解とご協力のおかげで、無事完了しました。