公共工事 - 施工事例

盛岡地方検察庁遠野支部

施工のポイント

岩手県遠野市にある、盛岡地方検察庁遠野市部の屋上防水工事を行いました。

住所 岩手県遠野市
施工部位 屋上防水工事

施工前

施工前

老朽化により所々ひび割れが入り苔も生えています。

雨漏りなどを防ぎ、建物をより長持ちさせるため防水工事は欠かせません。

1.撤去作業

撤去作業

古くなったアスファルトは機械などを用いて撤去します。

騒音を最小限に抑えるため、迅速に作業します。

撤去作業

建物の下に破片が落下することを考慮して、今回は瓦礫をスコップで回収しました。

2.下地作り

下地作り

瓦礫の撤去が完了したら劣化している所や出っ張っている所はないか、あるいは十分に乾燥しているかなどを確認します。

これらは防水材の剥離などの原因となるので、見つけ次第状況に応じた処理を施します。

下地作り

確認が終了したら、モルタル材(セメントに水を混ぜあわせた物)で前面を平らにします。

3.通気緩衝シートの貼り付け

通気緩衝シートの貼り付け

防水塗装を行った後、下地と塗装との間に気泡のような膨れが生じることがあります。これは長い時間をかけて侵入した水分が防水層の内側で暖められて湿気となり、外に出ようとするためです。それを防ぐために通気緩衝シートを取り付けます。

この通気緩衝シートは湿気を逃がす構造になっているため、施工後に気泡が発生することを防ぎます。

通気緩衝シートの貼り付け

テープでシート感のつなぎ目をふさぎます。

貼り付けが不十分だったり、シワがあったりすると接着不良や膨れの原因となるので丁寧に行います。

4.脱気盤の取り付け

脱気盤の取り付け
脱気盤の取り付け

シートの取付が完了したら、湿気の逃げ道となる脱気盤を取り付けます。

5.防水材の塗装

防水材の塗装

◇塗装前

防水材は下塗り、中塗り、上塗り、の3回に分けて塗ります。

これを怠るとすぐに塗装が剥がれてしまいます。

3回塗りは塗装の基本かつ長持ちさせる為になくてはならない工程です。

防水材の塗装

◇下塗り完了

ゴムベラなどを使い、気泡が出ないように均一に塗装します。

防水材の塗装

◇中塗り作業中

下塗りと同様の手順で、丁寧に塗装します。

防水材の塗装

◇中塗り完了

防水材の塗装

◇上塗り作業中

最後に上塗り用の塗料をローラーやスプレーで塗装します。上塗りは外気や雨水の影響を直接受けるので、今まで以上に慎重に行います。

防水材の塗装

◇上塗り完了

5.笠木の取り外し、取り付け

笠木の取り外し、取り付け

塗装開始前に笠木を一時的に取り外しました。

笠木とは、建物の屋上の壁の頂部に取り付けられるカバーです。これには壁の頂部を雨水や紫外線から守り、老朽化を防ぐ役割があります。

笠木には防水性の高い素材が使われています。しかし下から吹き上げる雨水などによって、内部から腐食し結果として雨漏りの原因となる場合があります。

防水工事を行う際は笠木に腐食や亀裂がないか確認を行います。

笠木の取り外し、取り付け

屋上の塗装が終了したので、笠木を再び取り付けます。

屋上やベランダの防水工事を行うときは必ず笠木を確認し、亀裂の補修、笠木の交換、防水塗装をし直すなど状況に応じた処置を行います。